envedded(エンベデッド)は、IoTを「買って使う」だけではなく、自分たちで作り、試し、改善していくための仕組みを提供しています。個人のDIY、農業をはじめとする産業現場の改善、教育活動、企業での新しいサービス開発など、さまざまな目的に合わせて活用できます。

低コストで柔軟に拡張できる自作システムだからこそ、現場で生まれた改善案をすぐに形にすることができます。その継続的な試行錯誤を支えるために、IoT開発用デバイス、データ活用基盤クラウド、DIYガイドなどのプロダクトを提供しています。また、教育機関や地域での人材育成、自社製品・サービスへのIoT活用など、enveddedを活用した取り組み支援も行っています。


envedded Crust Board

envedded Crust Boardは、農業現場をはじめ、センサー計測や自動制御など、自分でIoTを作って試したい人のための開発基板です。教育用途でも広く使われているRaspberry Pi Picoシリーズの拡張基板で、農業現場での実運用を前提とした計測・制御機器を自作できるように設計されています。

また、防雨ケースへの組み込みや、多くのデバイスを接続したときの複雑な配線にも対応できるよう、あえてオリジナルケースを持たないシンプルな構成にしています。

パッケージ内容
  • envedded Crust Board 本体
  • 0.96インチ 有機ELディスプレイ

※Raspberry Pi Picoシリーズ、MicroUSBケーブル、メディアカード、ACアダプター等は付属していません。用途に合わせて別途ご用意ください。
※Raspberry Pi Picoシリーズはすべて搭載できますが、メインマイコンとしては、Wi-FiやBluetoothを備えた、Pico 2 Wを想定しています。

価格:18,000円(税抜)

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Crust Board ラーニングキット

Crust Board ラーニングキットは、農業IoTの基本からデータ活用まで、実際に手を動かしながら学べる学習用パッケージです。土壌水分や温湿度の計測、ミニファンの制御、データの収集とAIによる読み解きまで、IoT・AIを用いたデータ活用の一連の流れをこのキットひとつで学べます。

本キットは、センサー、制御機器、電源、ケース、配線材まで、相互に問題なく動作することを確認した状態でお届けするため、事前の部品の選定や動作確認に時間を取られることなく、学ぶことそのものに集中できます。

パッケージしてある機器は、基本的にenvedded DIYガイドの解説と対応しています。そのため、ガイドを読みながら手を動かせば、「部品が足りない」「手元のものと解説が違う」といったことで止まることなく、計測・制御・データ活用の基礎を体系的に習得できます。

農業用のセンサーは、単体で10万円を超えるものもあります。本キットは、そうした本格的な機器の購入や運用に踏み出す前に、農業IoTを自分の手で作り、実際に試すための構成になっています。

パッケージ内容
  • コア部: Raspberry Pi Pico 2 W / envedded Crust Board / 0.96インチ 有機ELディスプレイ
  • センサー・制御: 温湿度 / 防水温度 / 照度 / 土壌水分 / ADCセンサー / 小型ファン / リレー2ch
  • 電源・配線: ACアダプター(端子外径5.5mm/内径2.1mm) / MicroUSBケーブル(プログラム書き込み用)
  • 周辺機器: microSDカード / 防雨プラスチックケース(透明蓋) / 端子台 / RTCモジュール(電池付き)
  • その他: Groveケーブル / ジャンパーワイヤー / グロメット等一式

※本キットは組み立てられていない状態でのお届けとなります。
※付属のセンサー類は学習・実験用の構成です。高精度な計測や長期間の本格運用に移る際は、用途に合わせた産業レベルのデバイスへの切り替えを推奨します。envedded Crust Board はそのまま使い続けられるため、センサーの入れ替えだけで実運用に移行できます。

価格:70,000円(税抜)

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envedded Cloud

envedded Cloudは、IoTとAIをつなぎ、現場のデータを「判断・改善に使える形」に整えるためのデータ活用基盤です。最大の特長は、計測データや日々の記録・メモを、AIが読み解きやすい統計・構造化データとして出力できる点にあります。これにより、Gemini・ChatGPT・NotebookLMなどの汎用AIを、現場の状況を正しく把握し、次の一手を共に考えるための「思考の補助輪」として最大限活かせるようになります。

また、データ収集、可視化、簡易遠隔制御、異常時警報、デバイス死活監視といったIoT運用に必要な機能も一通り備えています。

envedded Cloud は、「すべてを自動化する」ためのシステムではありません。現場の試行錯誤を止めず、必要に応じて出来ることを広げていく、「現場主導のデータ活用」の基盤となるものです。

envedded Cloud 価格

プラン名

契約期間

価格

日額換算

契約期間延長

備考

3か月プラン

95日

3,325円

35円

あり

機能検証・短期実証向け

12か月プラン

370日

11,100円

30円

あり

長期実証向け

36か月プラン

1100日

29,700円

27円

あり

長期実証・継続的改善向け

72か月プラン

2200日

55,000円

25円

あり

継続的改善向け

  • envedded Cloudは、ユーザーアカウント単位ではなく、接続するIoTユニット単位で契約するクラウドサービスです。
  • 各プランの価格はすべて税抜です。各プランには、envedded Cloudへ接続するためのユニット登録キー1個分の利用権が含まれます。(ユニットとは、envedded Cloudに接続するIoTデバイスのことです)。
  • データ収集や遠隔制御はベストエフォートであり、通信途絶等による動作不良で生じた損害には責任を負いません。
  • envedded Cloudにおける「IoTデータと運用メモを統合し、AIが読み解くためのデータとして出力する仕組み」は、特許出願中です。(特願2026-100355)

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envedded ワークショップ

envedded ワークショップは、envedded Crust Boardや、Crust Board ラーニングキットを使い、IoT機器の製作や収集したデータの活用などを、実際に手を動かしながら体験していただくものです。開発者本人が講師として現地に伺い、計測から記録、制御などの仕組みを参加者と一緒に組み上げます。あわせて、集めたデータをAIとともに読み解くところまで触れていただきます。

envedded DIYガイドは無償で公開しており、独学でも一通り進められるように書いています。それでも、最初の一台を動かすまでには、配線の確認、部品同士の組み合わせ、動かないときに何を疑うかといった、文章では伝えきれない部分がどうしても残ります。ワークショップは、この「最初のひとつ」を確実に越えるための場です。

もうひとつ、ガイドには書けないことがあります。「あなたの現場で、何を測り、どのような条件で動かすか」です。ハウスの構造、栽培品目、いま困っていること。これらは現場ごとに違うため、一般的な解説では踏み込めません。ワークショップでは、こういった実際の現場の困りごとを前提に、どこから手をつけるとよさそうかを、ケーススタディとして一緒に考えることもできます。

ただし、私たちの専門は環境制御の考え方の部分です。ファンやポンプなど個別の機器の選定や、既設設備の診断・改修設計は専門としていないため、設備そのものに関わる部分は施工業者やメーカーへご相談ください。

【実施内容の例】

  • Crust Board を用いた計測システムの製作(温湿度・照度・土壌水分など)
  • リレーを用いた機器制御の基礎
  • 記録したデータの確認と、AIを使った読み解きの進め方
  • 現場で何を測り、どのような条件で制御するかについての意見交換
  • 既存の環境制御システムとの併用や役割分担についての意見交換

※ 内容は事前のご相談により決定します。参加人数、経験、現場の状況に合わせて構成します。内容により費用が変わる場合があります。
※ 製作には Crust Board ラーニングキットまたは envedded Crust Board が必要です。あわせてご相談ください。
※ 単発のワークショップではなく、継続的な人材育成や地域での活用環境づくりをお考えの場合は、「envedded教育・地域実装支援」をご覧ください。

価格:100,000円〜(税抜)/1日 ※交通費・宿泊費は別途申し受けます
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envedded教育・地域実装支援(準備中)

enveddedは、IoTやデータ活用の仕組みを自ら作り、試行錯誤しながら改善していくための学習・実践環境づくりを支援します。

教育機関や自治体などでの、人材育成や技術活用を目的とした取り組みに向けて、機材・教材の提供や、活用方法の相談を行い、実際の地域課題や農業現場などを題材にした実践的な学びや活動につなげることを目指します。

【支援内容の例】

・教育目的に合わせた機材・教材構成の提案
・授業や研修カリキュラムの設計支援
・教員・指導者向けの技術研修
・IoTやデータ活用を学ぶための環境構築支援
・地域課題を題材とした実践学習の企画支援

※個別のシステム開発や単発の作業請負を目的としたものではなく、教育機関や地域が自らIoTやデータ活用を実践できる環境づくりを目的とした支援です。単発の授業・研修から、継続的な人材育成や地域での活用環境づくりまで、目的に応じてご相談ください。

価格:個別見積(お問い合わせフォームよりご連絡ください)


envedded基盤を活用したOEM展開支援

enveddedでは、IoTデバイス、クラウド、DIYガイドのプログラムライブラリなど、OEM展開を行う企業にとって自社製品・サービスの土台となる共通基盤を提供しています。

OEM展開を行う企業は、この共通基盤を活用することで、計測・制御、通信、データ管理などの共通部分を一から開発する必要がなく、自社の専門分野や顧客に合わせた独自の製品・サービスづくりに集中できます。

【支援内容の例】

・自社サービスに適したシステム構成の設計
・計測・制御機器の開発支援
・専用ファームウェアや制御ロジックの開発支援
・専用クラウド環境を活用したサービス構築
・現場用途に合わせた機能拡張
・製品化・継続運用を見据えた技術設計

※個別案件ごとの短期的な受託開発を目的としたものではなく、IoTデバイスやクラウド基盤を活用した自社製品・サービスの継続的な提供・展開を支援するものです。事業化や運用を見据えた長期的な取り組みを前提としています。

価格:個別見積(お問い合わせフォームよりご連絡ください)